コムラのコラム
【会社の”運”を高める】庭の手入れに込めた30年の経営哲学
2025.07.10
会社を経営して30年。
どうすれば会社が良くなるのか、日々そんなことばかり考えてきました。
ある時から、自然と「どうすれば会社の”運”が良くなるのか」そんな視点でも動くようになっていた気がします。
当たり前の習慣から始まる文化づくり
トイレ掃除、玄関の整理整頓。
それらは私にとって、もはや当たり前の習慣。
今の事務所は、和風の大きな一戸建て。
敷地には庭木や広い庭もあり、その空間全体が”会社の顔”のように思えるんです。
私は「完璧に美しく整えたい」というタイプではないけれど、
せめて「あぁ、きちんと手が入ってるな」と思える空間にしておきたい。
そんな美意識を大切にしています。
草刈り後に感じた「気の流れ」の変化
そして、先日。
ずっと気になっていた庭の雑草を、朝から一人で草刈り機を回してきれいにしました。
草が伸びていた時と、刈った後では、空気がまったく違う。
風の通りも、気の流れも、澄んでくるような感覚になります。
私は、そんな空気感が大好きです。
きっとこれは、私自身の「美意識」であり、「会社の文化」なんだと思います。
“気にならない程度の美しさ”という哲学
“気にならない程度の美しさ”を保つこと。
これは、社員の働きやすさにも、お客様の心地よさにも、必ずつながっていくと信じています。
私たちコムラは、お客様の居住空間を「心豊かにお過ごしいただける場所」にするお手伝いをしています。それは、単にきれいにするだけでなく、空間の「気」を整えることでもあるのです。
自らが率先して創る会社文化
これからも、そんな文化が会社に根付く様に、自分から進んで創りたいと思います。
経営者が率先して環境を整える姿勢は、言葉以上に強いメッセージを社員やお客様に伝えます。30年間の経営を通じて学んだのは、会社の「運」とは、こうした日々の積み重ねから生まれるものだということです。