コムラのコラム
「いくら擦っても取れない、あの茶色い汚れ…」築10年の浴室、諦めていませんか?
2025.11.15
先日、取引先のリフォーム会社様から、お風呂の「もう落ちない頑固な汚れ」についてご相談をいただきました。
お客様の悩みは諦めかけていた浴室の汚れ
築10年の分譲マンションを中古で購入されたO様。
「お風呂の洗い場が汚れてお掃除するんだけど中々綺麗にならない。浴槽も茶色い汚れがついてるけど、いくら擦っても取れなくて…」お掃除への意欲を失ってしまっていました。
現地で拝見したところ、浴室はパナソニック製のユニットバス。洗い場は汚れが入り込むと除去が難しいタイプで、浴槽には特殊な入浴剤などが原因と思われる、深刻な茶色い着色汚れが付着していました。
「最近はお掃除もしたくなくて」というO様の切実な声を聞いて、私たちは以下の3ステップでのお手入れと再生をご提案しました。
私のご提案:3ステップで快適なお風呂へ
1. 徹底的なお掃除(洗浄)
普段のお掃除では落とせないカビや水垢をプロの技術で徹底除去。
2. 浴槽の再生研磨
浴槽の寿命を延ばすため、下地を傷めないよう丁寧に磨き上げ、着色を可能な限り再生。
3. 浴室コーティング
特に汚れが気になる洗い場と浴槽に、汚れが付きにくくなるコーティングで仕上げる。
この施工で「新品同様」とまではいきませんが、O様のご希望の大部分を叶え、快適なお風呂時間を取り戻せると自信を持ってご提案させていただきました。
磨きのプロがこだわる「落とし所」
「是非お願いしたい」とのご要望を受け、先日施工を実施。今回は作業時間に制限があったため、私とスタッフの2名で作業にあたりました。

壁面・洗い場の徹底クリーニング
壁面や細部のカビ・汚れを除去。パナソニック製の洗い場は汚れが非常に頑固なタイプですが、数種類の洗剤を使い分け、清掃前と比べて大幅に改善させることができました。

浴槽の再生研磨(プロの技術)
粗い研磨シートで削れば着色は取れますが、それでは表面の素地がザラザラになり、かえって傷つきやすくなってしまいます。私は、表面のクリア層をなるべく残し、今後の維持管理が楽になるようにどこまで磨くかの「落とし所」を丁寧に判断します。お客様に説明しながら研磨の限界点を見極め、丁寧に磨き上げた後、しっかり光沢を出し、コーティングを施しました。
喜びの声が、私たちの力になります
完成をご覧になり、O様は「ここまで綺麗になるのですね!」と大変喜ばれました。

また、リフォーム会社ご担当者様からも、「ここまで作業してもらうとお客様満足されますね❗️」と驚嘆の声をいただきました。
取引先様、施主様に喜んでいただき、私も大変満足です。
ただ、今回の経験を糧に、「もっとキレイに仕上げられないか?」という技術への追求は続きます。お客様へ、さらに良い仕上がりを提供できる技術を求め続けたいと改めて心に誓う案件でもありました。
諦めていた浴室の汚れ、ありませんか?
浴槽の着色や洗い場の汚れなど、「もう諦めている」という頑固な浴室の汚れはありませんか?
快適なお風呂時間を取り戻すお手伝いは、ぜひ私たちにお任せください。
どんな些細なご相談でも結構です。まずはお気軽にお問い合わせください。